2008年 07月 22日
熊みたいな手の女性
美しい曲なのですが、納得いくようになるまで、けっこう突っ込みたくなるところがいっぱいありました。
表紙はこんなです。
その頃(どの頃?納得いかない頃です)表紙を撮影していたら、チェロの宮澤氏が
「なんでその女の人は熊みたいな手なんだ????」
とのたまいました。
バリバリバリバリって引っ掻かれるよん。
「そ、それは・・・・レースの手袋では・・・・」「いや・・、実は熊かも・・・」
とか言いつつ、私と桂子ちゃんはこの男性の「まなざし」だとか「もみあげ」だとかに注目してなんだかんだと言っておりました。
しかも曲がまとまっていく過程で少々苦労中、
徐々に判明するミスプリントの数々に、
「エディションコサックってーーー!!!」なんてぶつくさ言ったりもしましたよ。
楽譜は信じて譜読みをするわけで・・・しかも近現代の曲になると、譜読み段階では「?」と思うこともよくあります。でも「この響きを意図しているのだ」という前提で音にするので、クラシックでは勝手に自分の感覚で「直したり」はしてはならないのです。とはいえ、曲をちゃんと把握して来るとなぜか「ミスプリ」部分は浮かび上がって来るから不思議です。
ロシアの出版社ではなく、どうやらドイツの出版社のようです。
Edition Kossack
しかも、まあ、ミスプリントは困りますけれども、HPをご覧になっていただければお分かりのように、大手が出版していない珍しい譜面もたくさん出しているのです。
表紙を名画シリーズにしたりして工夫もいっぱいしたりして・・。
楽譜探しに苦労することもよくあるので、やっぱり個性のある出版社さんにも頑張って存続して欲しいなぁと改めて思った次第でした。
みんなでプチ八つ当たりしてごめんね。
明日もリハーサル!頑張ります。
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