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ピアニスト山本実樹子のmiracle日記

その先へ

今日のリハは
また充実の時間でした。
曲もメンバーも
もう「未知」ではない分、
曲にしっかり意識が行きました。
驚きも喜びも、
そして苦労も別の質感を帯びます。
意図してなくても、行き先も自然と変化するのです。
面白い。

「一時の恋」みたいな熱を持つ「一回だけ」の演奏も楽しいけれど、
できたらその先へ何度も踏み入りたいと思うのは貪欲でもあり、
勇気も体力気力もいる行為。
幸せなことだ!
頑張ろう!

超大曲に属するチャイコフスキーのトリオ…。
フィナーレは、よく演奏されるCutバージョンでこれまで演奏してきました。
それでも、全曲で50分かかります。
が、今日、初めてその長大な中のCut部分の大切さを
バランスにおいてとして感じてしまった3人は、
ほぼ初見で『Cutなしバージョン』をやってみた上、
「いつかしようね」から、
「よし!19日の本番は全部で行こう!」になりました。
ひょーん、練習大変。
一人ひとり、手帳を覗き込み
「ここでさらえる」とかなんとか頭の中で時間のやりくりをしてました。

私にとってということはいわずもがなですが、
一人の練習って
満足とはほど遠いところで
明日を信じて、希望を未来に託す作業なのです。

へとへとになりますが、
精一杯で臨んでいる時はいつでも幸せです。
明日も練習だ!



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 ♪7月19日(木) 19:30〜国分寺クラスタ
“Shining Notes 〜プロコ・グリーグ・チャイコ〜”
 森元志乃(バイオリン)初出演!&宮澤等(チェロ)初出演!&山本実樹子(ピアノ)
 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番op.94a 第一楽章
 グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調 op.36

 チャイコフスキー:ピアノ・トリオ イ短調 op.50 「ある偉大な芸術家の思い出」
by mikiko-miracle | 2007-07-13 22:24