2012年 07月 09日
マスタークラス終了
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今日は、本番の衣装と靴で弾いてもらいました。
コンクールに出る生徒は全員3回とも出席だったので、限られた時間ながらレッスンではなかなかできないいろんなことをお伝えしたり、人前で試してもらったりできて良かったなぁと思います。
みんな回を追うごとに演奏だけでなく、気持ちもだいぶしっかりしてきてくれているのがよくわかるので、企画して良かったです。
おうちで練習したり、先生のところで弾いたりするのとは違い,コンクールの舞台では出入り、(小さいお子さんはお保護者か先生による)椅子の上げ下ろし、足台のセット、お辞儀、だのなんだの段取りがたくさんあります。初めてだとそんなひとつひとつもけっこう大変なものです。
でも、もちろん,その先が大事なので、ちゃんと切り替えて集中して気持ちを込めて弾けるように、落ち着いて弾けるように、のための練習や、心臓がバクバクしてても弾けるように、の練習を試してみました。
出来る限りの準備をして臨む、その本番の日を迎えられるっていうことは、本当に幸せなことだと思います。コンクールの結果だけでなく、ちゃんと次の一歩に繋がるからね。
中学生のKちゃんは受けないけれど、仕上がりつつあるメンデルスゾーンの無言歌から「狩り」を弾きました。華やかな曲ですし、みんなから尊敬のオメメで見られてましたよ。
ピアノ歴1年ちょっとのS子さん75歳も、コンクールじゃないけど人前で弾くことに慣れたいからと参加してくれました。少し前までは、人前だと少しのミスでももう頭が真っ白になりどこをどう弾いているのかわからなくなるくらいでしたが、今日の3回目くらいからはちゃんと目も頭も気持ちも手も落ち着いて判断しながら弾けるようになっていましたよ。
素敵な演奏姿でしょ?
もともと、のんびりやっていた子たちですが、精一杯の力が発揮できるといいな・・。
笑顔や笑い声の絶えない時間でしたが、でもちゃんと真剣に聴き、弾くことができるようになりました。本番での演奏に大事ないろんなことに気を配りつつ、みんな4回ずつ弾きました。
一歩ずつね。
おまけ